第17回|スキマバイトよりラク?レゴ投資で資産を育てる“動かない副業”の魅力


スキマバイト、流行ってますね

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最近、ニュースやSNSでもよく見かける「スキマバイト」
スマホでポチッと応募。
その日のうちに働いて、その日のうちにお金が入る。
もはや“即戦力”という言葉の意味が変わりつつあります。

しかも、やってるのは若者だけじゃない。
主婦も、シニア層も、学生も、さらには副業サラリーマンまで参戦。
「ちょっと時間が空いたから働くか」という感覚。
もうこれは令和のバイト革命ですよ。

例えるなら…
冷蔵庫を開けて「おや、牛乳あるじゃん」と軽く飲むノリ。
それが今は「おや、2時間空いてるじゃん」と働きに行く時代。

Uber Eats、タイミー、シェアフル…。
名前は軽やかでオシャレ。
でも、やってることはガチで汗だく。
真夏の配達なんて、Tシャツが新しい模様を描き始めます。

「スマホでサクッと稼げる!」という宣伝文句。
実際は「サクッと体力が奪われる」場合も多い。
でも、その達成感がクセになるんですよね。

1日だけの仕事だから、職場の人間関係で悩むヒマもない。
今日知り合った人とは、明日もう他人。
そんな“バイト一夜限り”の世界。
ある意味、人間関係もスキマ仕様です。

スキマ時間に稼ぎたい人にはうってつけ。
ただし、「休み時間も労働で埋めると休みがない」というパラドックスにはご注意を。
でも、たまの短期バイトで新しい景色を見られるのは、ちょっとワクワクしますよね。

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汗をかくか、寝かせるか

そんな中、僕はというと――
6畳の部屋で未開封おもちゃの山を前に、静かに考えている。

「スキマ時間を、汗に変えるのもいい。
でも、じっと待つ時間に変えるのもアリじゃない?」

スキマバイトは短時間でお金が動く。
速い。
わかりやすい。
「今日働けば、今日の夜には口座が潤う」という即効性。
でもそのぶん、自分が動かない限り、ゼロのまま。

一方で、おもちゃ投資――特にレゴ投資は真逆です。
“待つ”ことに意味があり、“動かない”ことが価値になる世界。
たとえば、レゴの人気セットが廃盤になった瞬間。
市場価格はじわじわ、時には急上昇。
その変化を6畳の部屋でコーヒー片手に眺める。
これがまた、妙に楽しいんです。

レゴ投資の魅力は、肉体労働ゼロで資産が育つこと。
汗を流すのではなく、時間を味方につける感覚。
もちろん、「仕入れて即利益!」なんてことはほぼない。
むしろ買ってからが本番で、長期戦がデフォルト。

つまり、スキマバイトは“短距離走”。
レゴ投資は“マラソン”。
ゴールまでの景色も、息の上がり方も全然違います。

僕は今日も6畳の部屋で、おもちゃの山を前にニヤリ。
動かないけれど、確実に時間は味方になってくれている。
汗をかくのもいいけど、資産が熟成していく音を聞くのも悪くない。

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おもちゃ投資という“静かなる副業”。

世間では「今すぐ稼ぐぞ!」と走り回る人たちであふれてます。
スキマバイトのアプリ通知に飛びつき、数時間後にはもう給与ゲット。
そのスピード感は確かに魅力的です。

一方、僕はというと――
6畳の部屋で、おもちゃの価格推移グラフとにらめっこ。
「このレゴ…まだ売らない方がいいな」なんて独り言をつぶやく毎日。
外は真夏の熱気。
でもこちらはクーラーの効いた室内で、ただ静かに“時”を待っています。

スキマバイトが“瞬発力型”なら、レゴ投資は完全に“持久力型”。
短距離走とマラソンくらい、息の上がり方が違う。
動き回って汗をかく人もいれば、箱入りのおもちゃを寝かせる人もいる。
真逆に見えて、どちらも「未来のために時間を使っている」という点では同じ。

レゴ投資の面白さは、この“待つ”時間が価値になること。
特に人気セットが廃盤になり、じわじわ値上がりしていく様子を眺めるのは、投資家冥利に尽きます。
スマホの価格アラートが鳴ったときのあのドキドキ感。
まるで、釣りでウキが沈んだ瞬間のよう。

そして何より、プレ値に跳ね上がったとき――
「寝かせてよかった!」というあの感情。
これは走り回って得る達成感とは別ベクトルの胸熱です。
一切汗をかかずに味わえる、ご褒美のような瞬間。

結局のところ、稼ぎ方は人それぞれ。
でも、静かに資産を育てるレゴ投資の魅力は、一度知るとやめられません。

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結局、どっちもアリなんじゃないかって話

スキマバイトで即金を手にして、帰りにラーメンをすするのもアリ。
その日の汗を、その日のカロリーで補う。
わかりやすくて、満足度も高い。

一方で、レゴ投資で2年間寝かせたセットを、ある日プレ値で売る。
スマホの売上通知がピコーンと鳴る瞬間、心の中でガッツポーズ。
「やったぞ!」という達成感は、短時間労働とはまた別の快感です。

大事なのは、「自分に合った副業スタイルを選ぶ」こと。
汗をかくほうが性に合う人もいれば、じっと待つほうが得意な人もいる。
僕は間違いなく後者。
これからも6畳の部屋で、おもちゃを静かに眠らせるつもりです。

レゴ投資は、即決しない勇気が必要な世界。
世間が“即金”に沸いている今だからこそ、その逆を行く戦略が光ります。
周りが動き回っている間に、こちらはじわじわ資産を育てる。
これはこれで、ものすごく面白い。

もちろん、じっと待つ時間にも誘惑はあります。
「もう売っちゃおうかな…」と何度思ったことか。
でも、そこをぐっとこらえるのがレゴ投資家の腕の見せどころ。

というわけで――
今日もおもちゃたちに話しかけます。
「よく寝て、大きく育ってくれ」と。
それが僕の仕事であり、楽しみでもあるんです。

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次回はこちらをお届けします。

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