第71回|【ベイブレードX BX‑23 スターター フェニックスウイング 】~炎はまだ燻(くすぶ)る。フェニックスが空へ舞い上がるまで~

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こんにちは、6 畳部屋の住人、おもちゃ投資家のミツオです!
今日もダンボールの迷路をかき分けながらお届けします。
そこで見つけたのは、真紅の翼をたたえた小さな鳥。
まだ燃え尽きていない、不死鳥(フェニックス)です。

今回ご紹介するのはコチラ。

「ベイブレードX BX‑23 スターター フェニックスウイング 9‑60GF」

「炎は消えることなく、回すほどに勢いを増していく──」
そんな特徴がぴったりの一品です。


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炎の翼フェニックス、ただいま助走中

冷静に数字だけ見れば、いま売っても小さな利益にはなります。
でも、「もっと上がるんじゃ?」「今売るのは、さすがにもったいない!」――そんな気持ちがモクモクと湧いてくる。
この“理性 vs 妄想”、おもちゃ投資界ではよくある話です。

パッケージを見るたびに、「まだまだ本領を発揮するタイミングじゃない」と感じています。
だから今のところは、じっくり時間をかけて様子を見るつもりです。
実物が目の前にあると、数字だけでは割り切れない感情が自然と湧いてくるものなんです。

ベイブレードXという新章

アニメ放送が始まったのは、もう1年半も前――2023年の秋。
Beyblade Xシリーズはそこから一気に加速し、今では熱心なファンも多い注目のカテゴリになっています。
ランダムブースター主体の旧世代と違い、一発で狙い撃ちできる商品構成が投資家的には嬉しいポイント。
・ターゲット年齢が上がり、実売価格もワンランク上
・eスポーツ競技化を意識した大会プロモーション
・金属×高回転ギミックで“映えバトル”需要アップ
こうした追い風が、BX‑23のような主力スターターにじわじわ効いてくるはずです。

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投資データ(2025年6月現在)

項目数値
商品名ベイブレードX
BX‑23 スターター
フェニックスウイング 9‑60GF
仕入年月2024年3月
仕入数6個
仕入価格2,058円
現在のAmazon販売価格3,069円
入金額(手数料差引後)2,297円
1個あたり利益239円
想定総利益1,434円
ROI(投資収益率)11.61 %

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「えっ、ROIたったの10%台?」――そう、今回はまだ助走段階
でもミツオは焦りません。なぜなら…

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炎が舞い上がるその前に

Amazon本体が姿を消したのは2024年11月。
つまり、“定価での潤沢な供給が終わり”、相場が自由に動き始めてから、まだ7か月しか経っていません。

BX‑23が本当の価値を見せるのは、ここから先かもしれない。
そもそもベイブレード投資は、短期勝負よりも中長期の視点がものを言う世界。

もちろん、Amazon本体が今後ふたたび在庫を投入してくる可能性も十分あります。
そのときは一時的に相場が動くかもしれませんが、それも織り込み済み。

“フェニックス”という名前が象徴するように、沈黙のあとに飛翔が待っている。
いまはあわてず、じっと灰の中で熱を溜めるターンです。

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「スターター」だからこそ、ランチャー効果に注目

BX‑23はストリングランチャー付き。
この“付属ランチャー”が、あとからじわ伸びする最大要因。
・新規ユーザーはまずスターターを1つ買う
・追加ベイを買っても、ランチャーが足りずスターター需要に回帰
結果、ランチャー同梱スターターは 年末等のギフト需要で跳ねやすいんです。

実際、過去のスターターでも「年末ギフトシーズンで急騰 → 翌春に横ばい → 夏に再燃」という動きがよくありました。
ミツオはその波を狙っています。

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6畳部屋に眠る赤い翼が6個

はい、例によって6畳部屋の棚に赤い翼のフェニックスが6個眠っています。
箱からは、まだ手放すタイミングじゃないという微かなサインを感じるような気がします。

この商品たちを見ると、まるで今は静かに力を蓄えている段階のように思えてきます。
普段はじっとしていますが、条件が整えば一気に価値が動く可能性がある。
──まあ、期待が先走っている部分もあるかもしれませんが。

クリスマスシーズンあたりで動きが出るのではと予想しています。

売るタイミングは、価格だけで決めるものではありません。
「この商品を欲しい」と思う理由が市場でしっかり高まったときこそ、手放すべきだと考えています。

BX‑23はまだそのポイントに達していません。
だからこそ、今売るのはもったいない気がしてしまうんです。

そんなことを考えながら、6畳部屋の棚を見上げると、赤いパッケージが6つ並んでいます。
これが今の、ミツオのホールド戦略です。

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まとめ|灰の中から、次のROIを待ちわびて

BX‑23 フェニックスウイングは、派手さこそない初期成長曲線ながら、
“スターター×攻撃型×フェニックス”という伸びしろ三拍子を備えた逸材。
いずれ羽ばたくその瞬間を信じ、ミツオはホールド継続。

おもちゃ投資は「見届ける力」も試されます。
回転が止まったように見えても、芯では熱が生きていることだってある。

炎は消えていません。
コマが回り続けるかぎり、フェニックスは必ず再燃します。

ではまた、ダンボールの峡谷から――
ミツオは今日も“不死鳥の巣”で、利益の炎を絶やさず灯しています。

次回はこちらをお届けします。
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