第62回|出世しないって、そんなに悪いことですか?

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こんにちは、ミツオです。
会社では空気のように目立たずに過ごす“無風サラリーマン”。でも家に帰れば、副業でおもちゃ市場の波をバシャバシャ乗りこなすサーファー気取りの男。今日も仕事を早めに切り上げて、おもちゃの相場をチェックしています。

さて今回のテーマはズバリ…
**「出世、ほんとに必要?」**というお話です。

「そろそろ役職を目指してみないか」
「上を目指さないと成長しないぞ」
…そんな言葉を浴びせられて、うっかり心が揺れそうになっているあなた。
一度落ち着いて、このブログを読んでみてください。



1. 出世って、ほんとに得なの?

出世って、なんかこう…カッコいいイメージありません?

「○○マネージャーです」とか
「部下が10人います」とか
「会議室の予約、僕の承認がないと取れません」みたいなやつ。

子どもの頃に聞いたら「すごい!」ってなるやつです。
大人になって聞いても、一瞬だけ「おお…」ってなるやつです。

でも、いざ自分がその立場になってみると——

会議は増えるし、責任も増えるし、残業も「管理職だから自己責任」って言われて誰も助けてくれないし、
なんなら部下が風邪ひいて休んでも、なぜかこっちが謝るハメに。「体調管理まで僕の責任ですか…?」ってなりますよ。これ、冷静に考えると、めちゃくちゃ損してませんか?

しかも給料の上がり方が、かなり地味なんです。
責任は10倍、給料は1.1倍。

出世したはずなのに、増えたのは仕事とプレッシャーだけ。
「結局なに得たんだっけ…?」ってなりますよね。

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2. 責任だけ増えても…

実際、昇進した同僚や先輩たちを見てると、みんな忙しそうなんです。

「また報告資料つくんなきゃ」
「部下のメンタルケアもしなきゃ」
「上司からの圧がすごくて…胃が…」

そんな会話を毎日のように聞きます。
でもそのわりに、給料はちょっとしか上がらない。
下手したら、残業と休日対応のせいで時給はむしろ下がってる説ありますよね?

肩書きだけは立派でも、中身はプレッシャーとトラブル対応と、ちょっとしたカウンセラー業務。
「名ばかり管理職」って、たぶん世界でいちばんコスパ悪い称号です。

休日もスマホが鳴る。ついでに胃もキリキリ鳴ってる。
夢にまでチームメンバーが出てきて、夢の中で進捗報告してるって、ホラーですか?

正直、そんなの…僕にはムリです。


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3. 「頑張りすぎない」働き方

というわけで僕は、「ほどほどに働く道」を選びました。

もちろん、仕事はちゃんとやります。サボりません。
でも、常に120%で全力疾走するのは、もうやめました。
…というか、やめさせてください。体力もメンタルももたないので。

今はだいたい6割くらいで生きてます。
「この仕事、とりあえず6割で出してみよ」
「この場面、口は出さずに目を細めておこう」みたいな感じで。

意識してるのは、“目立たず・怒られず・期待されすぎず”
あえて目立たない。怒られないギリギリを攻める。期待はほどほどでお願いしたい。

これ、長く働くうえでめちゃくちゃ大事だと思うんです。
だって、オールマイティにがんばる人って、なぜか全部の仕事が集まってくるじゃないですか。
で、気づいたらいつも残業してて、上司に「君は頼れるね!」って笑顔で言われて終わり。
いやいや、ありがとうじゃなくて手伝ってくれ…。

結局、がんばった人から先に疲れていく。
だから僕は、6割主義。がんばらないことで、逆に長持ちする作戦です。

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4. 会社の人間関係は“ほどほど”が最強

会社って、「仲良くなりすぎると大変になる」ことも多いです。

たとえば仲良くなると…

・仕事をどんどん振られる
・飲み会に毎回誘われる
・プライベートの相談までされる

これはちょっと、しんどい。

なので僕は、“壁を作る”というより“カーテンを引く”くらいの距離感でいます。
ちゃんと挨拶はするけど、ランチは基本ひとりで。
雑談も天気ネタでさっと終える。
飲み会は「体質的にお酒が…(※嘘ではない)」で回避。

この距離感、最高です。
気楽だし、時間も体力も温存できるし、なにより家で副業に集中できますから!


5. 社会とちょっと距離を置く技術

僕みたいに「おもちゃ投資」をしている人にとって、
日中のエネルギー配分ってかなり重要です。

会社で全力を使い果たしたら、
夜にはおもちゃリサーチをする気力もおきない。
ましてや商品知識をつける勉強なんて、夢のまた夢。

だから、あえて「社会とちょっと距離を取る」のは、戦略なんです。
世の中のすべてに適応しなくていい。
必要なところにだけ、必要な力を出せばいい。

僕は会社では「普通の人」だけど、
夜になると「在庫を見ながらニヤニヤしてる謎の人」になります。
この二面性こそが、僕の生存戦略。

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6. まとめ:出世しないという選択肢

「出世しない=負け」みたいな価値観、まだまだ根強いですが、
それって本当に正解なんでしょうか?

僕は思うんです。出世しない生き方こそ、実は勝ち組なんじゃないかって。

・心と体に余裕がある
・自分の時間が持てる
・副業や趣味に打ち込める
・人生の選択肢が広がる

これってすごく豊かじゃないですか?

僕は、会社で“偉くなる”ことよりも、
“自分の人生を楽しくする”ことを大事にしたい。

だから今日も、定時で帰って、楽天市場やAmazonを巡回し、
「おっ、これプレミアつきそう!」って独り言言いながら、密かに勝ち組気分を味わっています。

出世しない=負け、なんて誰が決めたんですかね?
僕は「負けたフリのプロフェッショナル」として、これからも楽しくやっていきます!

次回はこちらをお届けします。
第63回|青き獣の逆襲。ブレードライガー、眠れる6畳部屋からの出撃


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