第61回|北海道?沖縄?…え、僕そこに住むんですか?~矢沢も言ってた「金がないと自由はない」って話~


【目次】

  1. 5月下旬の会社に吹く“異動の風”
  2. 北の果てと南の楽園に飛ばされた先輩たち
  3. 拒否権ゼロ。会社員に自由はあるのか?
  4. 矢沢永吉が言ってた「自由が欲しけりゃ○○しろ」
  5. ミツオ、魂の決意「副業で脱出準備だ!」
  6. おわりに:自分のハンドルを握るために

1. 5月下旬の会社に吹く“異動の風”

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5月下旬。
世の中的には「爽やかな初夏」で片づけられるこの時期。
でも、会社員にとってはちょっと違う。
特にウチの会社では、いまだにある“冷たい風”が吹くんです。

そう、それは――人事異動の通達

今年も来ました。「4月1日付 異動者一覧」なる社内メール。
もちろんエクセル添付付き。A4で印刷しても読みにくいやつ。

気にならないフリして開いたけど、開いた瞬間に目を疑いました。
そこには、よく知ってる名前が並んでいたんです。

・Sさん → 北海道・札幌営業所
・Mさん → 沖縄・那覇営業所

……え、本当に“行ってしまったの”?


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2. 北の果てと南の楽園に飛ばされた先輩たち

いやいやいや、北海道も沖縄も旅行で行くなら最高なんです。
でもこれは転勤。しかも命令
どっちも「行け」って言われて、片道切符で行くやつ。

しかも名前を見てすぐにピンときました。
どちらも妻子持ちの先輩です。
これはもう、単身赴任コース確定でしょう。

Mさんなんて、たしかお子さんまだ5歳くらいじゃなかったっけ?
Sさんは最近「マイホーム買った」って噂も聞いたような…。

……なんかもう、想像だけで胃が痛い。
通達のエクセル見ただけなのに、人生の重さがズシンと乗ってきた感じ。

いや、起きてるのは“ただの人事異動”です。
でも、その一撃で、家族のかたちも、暮らしも、人生のバランスも崩れる可能性がある。

「断らなかったのかな?」「いや、無理だろうな…」
そんな思いがぐるぐる頭をめぐるけど、
よくよく考えたら、そもそも選択肢がないのが会社員なんですよね。

辞令って、問答無用の力がある。
それを受け入れるか、会社を辞めるか。どっちかしかない。
この瞬間、自分が“会社という主に仕える奴隷”であることを痛感する。

脱サラを計画してみました。
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3. 拒否権ゼロ。会社員に自由はあるのか?

「北海道、いいじゃん!」「沖縄、羨ましい!」
そんな声をあげてる同僚もいたけど、
それ観光目線だからね?

現地に友達いない。
雪かきとか台風とか、慣れてない。
何より、家族と離れて暮らすって、普通につらい。

なのに、拒否できない。
それが会社員の現実

じゃあ、なぜ拒否できないのか?
答えはシンプル。
2人共、お金がないから。

仕事を辞めたら、家のローンも払えない。
家族を養えない。自分の生活も成り立たない。

つまり、僕たちサラリーマンは「辞める自由」すら持ってない。
これって、もう自由じゃない。
ほぼ人質
給料という名のエサで、生きる自由と引き換えにされてる。

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4. 矢沢永吉が言ってた「自由が欲しけりゃ○○しろ」

ここで、ある名言が頭をよぎるんですよ。
あの矢沢永吉の言葉。

「金がないやつはな、自由になれねぇんだよ。」

カッコつけてるように聞こえるけど、
実はこれ、めちゃくちゃ核心ついてます。

選べない、動けない、逆らえない――
全部、お金がないことが原因

逆に、お金があれば?
「今回は辞退させてください」って言える。
「僕、辞めます」って言っても路頭に迷わない。

つまり、自由を買うには、お金が要るんです。

会社が悪いとか言いたいわけじゃない。
制度も人も、ちゃんとしてると思う。
でも、一人ひとりの事情まで配慮してはくれない。

じゃあ、結局は自分の身は自分で守るしかない

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5. ミツオ、魂の決意「副業で脱出準備だ!」

ということで、ミツオは
副業で会社脱出準備、始めてるんです。

べつに「月100万稼ぐ」とかじゃなくていいんです。
まずは、会社を辞めても半年くらい暮らせる力をつけたい。
そのために、もう一つの収入源を持っておく。これだけで心の安定感が違います。

僕は「おもちゃ投資」っていう副業をやっていますが、
読者のみなさんに伝えたいのは副業の種類はなんでもいいってこと。
ブログでも、イラストでも、動画編集でもOK。
大事なのは、「一歩踏み出すこと」なんです。

副業は、お金のためだけじゃない。
未来の自分に“自由”をプレゼントする行動なんです。

こんな真夜中に、PCの前でカタカタやってるこの音が、
今はちょっとロックに聞こえてきます。
矢沢永吉が言ってた
「金がないやつは、自由になれねぇんだよ」って言葉――

あれ、たぶんこういうことなんだと思います。

今はまだ小さい副業かもしれない。
でもそれを続けていくことで、自由に近づいていくんだって、そんな気がしています。

まずは一歩踏み出そう
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おわりに

北海道も沖縄も、もちろん素敵な場所。
旅行で行くなら何度でも行きたい。

でも「仕事で命じられて行く」のは、話が違う。

いつか、会社からの通達を見ても、
「へぇ〜、そうなんですね〜」くらいで受け流せるようになりたい。

そのためには、副業をコツコツ続けて、
自分の人生のハンドルを取り戻すしかない。

矢沢永吉も言ってました。
「お金がないやつは自由になれねぇ」と。

だから僕は、今夜も副業に励みます。
目指すのは、“誰にも命令されない場所”。
自分の足で立ち、自分で選べる未来です。

次回はこちらをお届けします。
第62回|出世しないって、そんなに悪いことですか?

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