第60回|プラレール S-57 サンダーバード。ホールド戦略で、列車はまだ発車しません。

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こんばんは、6畳部屋からミツオです!

今回ご紹介するおもちゃはこちら

プラレール S-57 683系特急 サンダーバード!』

「なんでボク、まだここにいるの?」
最近、6畳部屋に出入りするたびにサンダーバードのパッケージから、そんな“ちょっとすねた視線”を感じます。

仕入数は9個──もちろんまだ1個も売ってません。

でも!
それは「売れないから」じゃない!むしろ逆!
このサンダーバード、出せば売れる“特急級の人気商品”なんです。

それなのにあえて出さない。
そう、これは“ホールド”です!戦略的ホールドです!


1. サンダーバードってなに?

まず最初に、「サンダーバードってなに?」という人のために簡単にご説明を。

プラレール S-57 サンダーバード。
関西の人にはおなじみ、JR西日本が誇る特急列車です。

そのビジュアルは、流線形でシャープ。シルバーとブルーのコントラストがキリリと美しく、なんというか…
「鉄道界のエリート特急」というワードがピッタリな存在です。

3両編成でのびやかに走る姿は、プラレールでもひときわ目を引く存在感。
男の子はもちろん、大人の鉄オタたちの心まで鷲掴みにして離さない逸品なんです。


2. なぜ今“売らない”のか?

さて、このS-57サンダーバード。
僕は2024年3月に仕入れました。1,780円で9個。

現在のAmazon価格は3,950円。
1個売れば、利益は1,290円

いいんです、売っても。全然、売ってもいいんですけど……
でも、売ってない。
なぜか?

それは、「今じゃない」から。

おもちゃの売却タイミングはこちら
第7回|ミツオ流 おもちゃ投資マイルール!〜ホールドか売却か、それが問題だ〜


3. 列車投資は“待ち”が基本!

おもちゃ投資界ではよく言われる格言があります。

「列車は売るより待て、宝は眠らせてこそ輝く」

この言葉、誰が言ったかって?
……僕です。6畳部屋で在庫と向き合ってたら、ふと降りてきました。

つまりプラレール系は、焦って売るより**“供給停止”後の高騰期**を待つほうが圧倒的に旨みがある。

サンダーバードも例外ではありません。


4. 実績データを見よ(2025年5月時点)

今回の仕入れデータはこちら:

項目内容
商品名プラレール S-57
683系特急 サンダーバード
仕入年月2024年3月
仕入数9個
仕入価格1,780円
アマゾンでの販売価格3,950円
入金額(手数料差引後)3,070円
1個あたり利益1,290円
総利益11,610円
ROI(投資収益率)72.47%

ROIとは?

現在の価格はこちら

どうです?
すでに“売ってヨシ”な水準には来てるんです。

でも、ここで売ったらミツオが泣く。
なぜなら──せっかくここまで育てきて、まだ“育ってる最中”だから。

他にもこんなおもちゃ保有してます。
第54回|道路をつなげ、夢をつなげ!ティーくん登場で世界はどう変わったのか?


5. 過去の爆発例を忘れるな

プラレールには、“寝かせて爆発した”例が多数あります。
下の3つは、過去にミツオが保有していたプラレールたちです。

「S-51 SL大樹」
:4980円 現在価格はこちら

「S-58 ライト付東京メトロ丸ノ内線2000系」
:8100円 現在価格はこちら

「S-19 キハ261系特急北斗」
:3860円 現在価格はこちら

どれも、いわゆる“寝かせて爆発”の好例です。
つまり、「供給が止まって、在庫が市場から消えた瞬間」が勝負の分かれ目なんです。

今売るのは、育てた作物を青いうちに出荷するようなもの。
青いバナナ売っても、熟してからの方が甘いし高い。

そう、プラレールは“熟成型おもちゃ”の典型と言ってもいいでしょう!

おもちゃ投資を始めたきっかけはこちら
第12回|在庫まみれの6畳から。脱サラを目指す男の静かな挑戦


6. 僕がこの商品に惚れた理由

✅ 実車がカッコいい=大人需要もある
✅ 鉄道系は一定層が常に買う=安定した底堅さ
✅ Amazonで既に高評価レビュー多数
✅ 生産終了情報に敏感になれば、先手を打てる
✅ 実は地味にAmazonランキング上位キープ中

加えて、パッケージの紙ベースデザインが、どこか懐かしくてあたたかい。
プラレール棚の中でも、しれっといい存在感を放ってます。

…ちゃんと注目はされてるけど、まだ本気で狙ってる人は少なめ。

これは、“静かなチャンス”ってやつです。


7. ミツオ、まだ売らない ~ホールドこそ最大の武器~

正直、9個まとめて売ればそれなりに現金回収できるし、月間利益も上がる。

でも、やらない。

それは、僕がこの商品に**“未来”**を見ているから。

いずれ「あれ?サンダーバード、全然見なくなったね」って日が来る。
その日が来たら、Amazonにポンと出す。

そしたら──

「え!?サンダーバード、まだ売ってたの!?」
「うわ、高っ!……でも欲しい……」

みたいな展開になるって、僕は信じてます。

こちらの記事もどうぞ
第45回|プラレールの未来列車、乗り遅れ注意!?〜半蔵門&副都心コンビの静かな加速〜


8. まとめ|列車は止まっているうちに価値が増す

というわけで今回は、「プラレール S-57 サンダーバード」のご紹介でした。

すでに現時点でも、悪くない利益水準。
でも、ミツオはあえて売らない。
この列車はまだ出発しません。なぜなら──

終点じゃなく、始まりだから!

次に発車するのは、もっと先のプレミア駅。
そのときまで、僕の6畳部屋でしっかり静かに“待機中”です。

もうお店では見かけなくなったかもしれませんが、
「そういえば、あの時サンダーバード見かけたな…」と
あなたの記憶の棚に、そっと残っていてくれたら嬉しいです。

ではまた、6畳部屋からお届けしました!

中年ミツオ、今日も在庫と未来を見つめる旅の途中──。

次回はこちらをお届けします。
第61回|北海道?沖縄?…え、僕そこに住むんですか?~矢沢も言ってた「金がないと自由はない」って話~

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