【目次】
- サテライト枠ってなんだ?
- おもちゃ投資、いきなり全振りしなくてOK
- 投信ガチ勢のあなたへ、1割だけ夢見ませんか?
- ミツオも“おためし枠”から始めました
- 少しずつ育てると、いつの間にか…
- まとめ:押し入れの一角から未来を

【リード文】
「おもちゃ投資、ちょっと気になる。でも全部のお金突っ込むのは怖いなあ…」
はい、その感覚、大事です!
おもちゃ投資は最初から全振りするものじゃありません。むしろ最初は、“サテライト枠”で始めるのが正解!
情熱は控えめに。でも、確実に。今回はその“ちょうどいい始め方”を、おもちゃとS&P500を愛する男・ミツオがご紹介します。
1. サテライト枠ってなんだ?
投資の世界では、「コア&サテライト戦略」という言葉があります。
ざっくり言うと、「資産の大半は安定したメイン(コア)で運用しつつ、一部だけを遊びや成長株(サテライト)に回す」という考え方。
つまり本体はどっしり安定させて、でもちょっと夢は見たい。そんなバランス重視のやり方です。
おもちゃ投資はまさにこの「サテライト枠」にぴったり!
はじめは少額で、でもじっくり育てていく。そんな気持ちで取り組むのがちょうどいいんです。
参考:第15回|S&P500とおもちゃを持ち続けるということ
2. おもちゃ投資、いきなり全振りしなくてOK
投資っていうと、どうしても「ドカンと勝負!」なイメージが付きものですが…
初めのうちは、おもちゃ投資でそれをやるのはおすすめしません。なぜなら、最初は“目利き”が育ってないから。
最初は「え、これ売れないの!?」みたいな失敗もあります。
でも、だからこそ少しずつ試して、経験を積む。
月に1個。月に1万円。押し入れの隅っこにおもちゃが増えていく。
それで充分なんです。

3. 投信ガチ勢のあなたへ、1割だけ夢見ませんか?
たとえば、すでに投資信託でがっつり資産形成してるあなた。
その1割だけ、おもちゃ投資に回してみるのはどうでしょう?
残りの9割はeMAXIS SlimのオールカントリーやS&P500で未来を守りつつ、
1割は「未来のお宝」にロマンをかける。
言うなれば「堅実な船に乗りつつ、レゴに夢を見る」ような感覚です。
実はこの「投信×おもちゃ投資」戦略、意外と理にかなってます。
おもちゃ市場は株式市場と連動しにくいので、立派なリスク分散になります。
レゴやプラレールは、日経平均やダウ平均と無関係にプレ値になっていきますからね。
4. ミツオも“おためし枠”から始めました
僕・ミツオも、もともとは銀行貯金と投資信託でした。
会社員らしく、コツコツと貯金や投資信託を買っていた日々。
でも、ふと思ったんです。
「こんなに働いてるのに、もう少し夢見ても良くない?」
そう思って始めたのが、おもちゃ投資(その前にやっていたせどりは挫折・・)。
最初は月に1個。レゴの廃盤品を買ったり、プラレールの限定品を仕入れたり。
押し入れの一角に、未来へのチップを置いていくような感覚でした。
気づけば、そんな“おためし枠”が、資産のなかで一番ワクワクする存在になってました。
参考:第36回|おもちゃ投資がせどりに勝る理由〜「今すぐ」から自由になりたかった〜
5. 少しずつ育てると、いつの間にか…
おもちゃ投資は、派手に儲かるというより「じわじわ育つ」投資です。
買ってすぐ値上がりすることもあれば、2年後にドカンと跳ねることも。
でも、毎月コツコツ仕込んでいけば、
「え、このおもちゃ…3倍になってるじゃん!」なんてことも普通にあります。
最初は副菜だったはずのおもちゃが、いつの間にか主役になっている。
そんな未来が、押し入れの奥で静かに育っていきます。
参考:第29回|これまでのおもちゃ資産の推移~ミツオ、静かなる成長。オモチャに託した日々の証~
6. まとめ:押し入れの一角から未来を
おもちゃ投資は、最初からメインにならなくていい。
月1万円。月1個。押し入れの1段分。
その程度からでも、ちゃんと“未来を変える準備”は始められます。
そしてなにより、おもちゃ投資は楽しい。
銘柄選びにワクワクして、再販情報に一喜一憂して、
ちょっと未来を夢見て仕込む時間。
これは、他の投資じゃなかなか味わえない“心のリターン”です。
さあ、まずは1個だけ。未来のお宝を、こっそり仕込んでみませんか?
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