第41回|なぜみんな投資をやらないのか? 〜待てぬ者に富はなし〜

目次

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    1. なぜ高利益なのに誰もやらないのか?
    1. 人間は「待つ」のが苦手
    1. 待てる者だけが富を得る
    1. おもちゃ投資とウォーレン・バフェット
    1. 押し入れの中で資産が育つ
    1. まとめ:未来を信じて、待て!

1. なぜ高利益なのに誰もやらないのか?

どうも、ミツオです。
先日も会社の昼休みにこっそり仕入れしてました。
スマホ画面を通して、未来を見ています。

さて今回は、ずっと思ってたことをテーマに語ります。
それは、「どうしてみんなおもちゃ投資をやらないのか?」 です。

だって、冷静に考えてください。
おもちゃ投資って、
・適正価格で仕入れて
・2年ぐらい保管して
・プレミアになったら売るだけ。
しかも高利益が狙える。
年利回りで言えば、30〜50%とか狙えます。(もちろん商品知識が必要だけど!)

普通、こんな話があったらみんな飛びつきそうじゃないですか?

なのに。

なのに。

誰もやらない。
静まりかえった押し入れだけが、僕を見つめている。

なんでか?

理由は簡単です。

「待てないから。」

参考:第36回|おもちゃ投資がせどりに勝る理由〜「今すぐ」から自由になりたかった〜


2. 人間は「待つ」のが苦手

そう。
おもちゃ投資最大のハードルは、仕入れてから時間がかかること。
買った瞬間に価値が跳ね上がるわけじゃない。
だいたい1年半〜2年かけて、じっくりじわじわ上がっていきます。

この「時間」を耐えられないんです。

なぜか。

人間って、基本、
「今すぐ欲しい」
「早く結果が欲しい」
って思う生き物だから。

例えば、1万円をあげるよって言われたとき、
「今すぐ1万円」か、「2年後に2万円」なら、
ほとんどの人は「今すぐ1万円」を選びます。

これ、有名な心理実験でも証明されています。
要するに、人は待てない生き物なんです。


3. 待てる者だけが富を得る

でも。

でも!

ここで声を大にして言いたい。

待てる人だけが稼げるようになる!!

これは投資の世界では常識です。
そして、それはおもちゃ投資にもバッチリ当てはまります。

参考:第29回|これまでのおもちゃ資産の推移~ミツオ、静かなる成長。オモチャに託した日々の証~


4. おもちゃ投資とウォーレン・バフェット

ここで伝説の投資家、
ウォーレン・バフェット先生の話を出しましょう。

バフェットは、株を買ったら10年でも20年でも持ち続けることで有名です。
短期売買なんてしない。
「最良の保有期間は永遠だ」なんて名言も残してます。

つまり、
「待つ」=「最強の戦略」
ってことなんです。

彼が世界一の大金持ちになった理由?
天才だから? 違う。
運が良かったから? 違う。

ただひたすら、待ったから。

これ、めちゃくちゃ胸熱じゃないですか?

おもちゃ投資もまったく同じ。
レゴも プラレールも ベイブレードも、はじめは普通のおもちゃだった。
でも生産終了後、1年半、2年と時が経ったとき、
それらは「プレミアのお宝」に進化する。


5. 押し入れの中で資産が育つ

だから僕たち投資家は、
「なんで値上がらないんだろう…」
とか
「今売ったらちょっとだけ利益出るな…」
とか、そんな甘い誘惑をぶった切って、
ただただ静かに押し入れを見守るわけです。

押し入れの奥で、
未来の資産たちが、
じっと育っていくのを信じて。

ここでまた、バフェット先生の言葉を。

「株式市場は、せっかちな人から忍耐強い人へお金を移す装置である。」

これ、まんまおもちゃ市場にも言える。

おもちゃ市場は、
せっかちさんから、忍耐強い人たちへのプレゼントボックス
みたいなものなんです。


6. まとめ:未来を信じて、待て!

せっかちさんは、すぐ売りたがる。
待てる人は、未来に爆発的なリターンを受け取る。
ただそれだけのことです。

だから、僕は待つ。
ひたすら待つ。
誰も知らない間に、6畳部屋で資産が育つのを、ひたすらニヤニヤしながら待つ。
でもこれって未来を見ているだけなんです。


ここまで読んでくださってありがとうございました!

次回はこちらをお届けします。
第42回|爆走!モンスターマット・ダルメシアン号、未来のオフロードを駆け抜けろ!

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